部派仏教

4-2 アショーカ王と第3回結集

紀元前3世紀頃にはマウリヤ朝アショーカ王(在位:紀元前268〜232)の強い支持により、仏教は国家的宗教としてインド全土へ広がった。同時に、伝道使節団をスリランカ、ガンダーラ、中央アジアなどへ派遣し、仏教の国際化が始まる。アショーカ王石柱急...
部派仏教

4-1 結集と分裂

第1結集はブッダ入滅直後(紀元前5世紀ごろ)に、マハーカッサパ(摩訶迦葉)の指導のもとに、約500人の阿羅漢(あらかん、修行完成者)が集まり、行われた。場所はラージャガハ(王舎城)郊外の七葉窟だ。釈迦の教えを口伝で正確に保存するために、アー...
部派仏教

4-0 部派仏教 ー 分裂の背景

ブッダが80歳で入滅した。この時、すでにインド各地には小さな僧団(サンガ)が形成されていた。布教活動は主にガンジス川流域を中心に行われ、王族や商人たちから支援を受け、仏教は結構栄えていたのだ。ブッダは生涯で、1500~2000回ぐらいの説法...
初期仏教

3-6 釈迦思考過程 – シミュレーション

仏教は、ブッダの死後、その教理をどんどん進めていく。変化させていく。ブッダの考えや思想を整理し、哲学的にその考えを精緻なものにし、さらに最大の目的である「悟り」を得る道筋や修行儀礼を進化させていく。でも、一応、大筋の考え方は、ブッダにより出...
初期仏教

3-5 釈迦の教え(3) 縁起、輪廻転生、十二縁起

他にもいっぱい重要な教えはある。独断的に選んで、書いておこう。縁起(えんぎ)だ。これは無茶苦茶重要な仏教の世界観だ。縁起(えんぎ):物事はすべて原因と結果で成り立っている、という考えだ。そんなにも難しくないようにも思われるが、この考えは、の...