仏教と科学

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11-5-4 死後観(4)科学から:輪廻転生

科学から輪廻転生の研究がなされている。ヴァージニア大学医学部のイアン・スティーヴンソンとその後継者ジム・タッカー(Jim B. Tucker)らの研究だ。彼らな長期に渡り、「前世を記憶する子どもたち」の調査を続けた結果、輪廻転生を思わせる多くの事例を見つけた。ただ、彼らは慎重に「通常の遺伝や学習では説明しがたい事例が存在する」とだけ記した。
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11-5-3 死後観(3)科学から:幽体離脱

「幽体離脱体験」とは、自分の意識が肉体から離れ、外部から自己の身体を眺めるように感じる現象だ。前のブログでも書いたように、臨死体験の要素「体外離脱」としてもしばしば現れるが、必ずしもそれだけではない。強いストレス、病気、あるいは意識の変容状...
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11-5-2 死後観(2)科学から:臨死体験

“絶対に”解明できないと思いつつ、それでもいくつかの“科学的”アプローチがある。臨死体験検証多分、一番有名なのは「臨死体験(Near-Death Experience, NDE)」だろう。アメリカの精神科医レイモンド・ムーディー(Raymo...
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11-5-1 死後観(1)宗教

生きている人間は、誰も死んだことはない。よって、死後については分からない。これが、正解だ。それでも、多くのことが語られる。ここでの、宗教における多彩な死後観おみると同時に、科学がどのようにして死後の世界に関わっていこうとしているかを見てみる。臨死体験、幽体離脱、輪廻転生、ゼロポイントフィールドがキーワードだ