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インド後期密教

10-7「死の理論」(タナトロジー)の導入

前のブログでは、田中公明の研究]をもとに、後期密教にどのように「性の理論(=セクソロジー)」が導入されてきたかを見てきた。土着宗教から母タントラの究竟次第として、「楽」つまり性快感を持続昴進させる生理学的ヨーガの手法が発展したが、それに対す...
インド後期密教

10-6 後期密教における灌頂儀礼、生起次第、究竟次第

後期密教において、行者がどのような過程で悟りを開いていったのかを見てみよう。灌頂体系密教は文字通り、秘密の教えであり、資格を得たものにだけ示される。その入門儀式が灌頂である。後期密数経典『密集会タントラ』「第十八分」に基づくと、①瓶灌頂、②...
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10-5 仏教における修行プロセス

当たり前の話だが、仏教ではみんな悟りを目指す(はず)。ところが、どんな修行方法によって、それを目指すかは時代とともに変化してきた。仏教初心者のために(私も、まだまだ初心者だが、すぐ忘れる)悟りを目指すための修行のプロセスの変化を、釈迦の初期...
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10-4「性の理論」(セクソロジー)の導入

中世のインドタントリズムには、ヒンドゥー教や仏教、ジャイナ教の枠を超えた共通のものがあった。そこには、反社会的で性的な儀礼を行う土着宗教の影響があったようだ。墓場(尸林)での呪術や饗宴が行われ、巫女が巡礼者と性的関係を結ぶ儀礼などもあった。...
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10-3『秘密集会タントラ』

後期密教経典の和訳は多くないが、松長有慶が『秘密集会タントラ』については、全訳してくれている。さらに、解説まで書いてくれている。これをベースにして、その反社会性や性儀礼について見てみる。『秘密集会タントラ』の歴史や生い立ちについては、興味あ...