仏教とインド哲学

15−4−2 バラモン教からヒンドゥー教へ ― 実は支流の流れこむ大河だ

前回、インド思想の歴史を1本の道として描いた。簡単には、ヴェーダ宗教 → バラモン教 → ウパニシャッド → 沙門運動 → ヒンドゥー教これは、嘘でないが、単純化しすぎだ!研究者のM先生に言わせると、「実際はそんなに単純ではない!」となる。...
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15−4−1 バラモン教からヒンドゥー教へ : 1本道で描いてみる

古代インドでは、ヴェーダと呼ばれる聖典を中心とした宗教が生まれた。それは、火の神アグニや雷神インドラなど、多くの神々に祭式を行い、宇宙の秩序を保つ宗教だった。この祭式は複雑で、それを司るバラモンたちが社会の中心となり、これが「バラモン教」と...
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15-4-0バラモン教からヒンドゥー教へ ― 先生に怒られた!

仏教を学び始めたころ「バラモン教が変化してヒンドゥー教になった」という説明を聞くことがよくあった。どうも物事を簡単に理解しようという私は、この変化は一本の流れだと思っていた。「なかなか複雑そうだが、きっと一本の流れで書ける」「いつか、単純化...
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15-3 沙門(シュラマナ)運動と六師外道

沙門(シュラマナ)運動という大きな思想的・宗教的潮流が、紀元前6−5世紀ごろから始まる。バラモンの権威に反発する自由思想家が出てくる。六師外道。中国四川・重慶地方の石窟彫刻、六師外道1.沙門(シュラマナ)運動とは何か「沙門(śramaṇa)...
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15-2 仏教成立以前 ― アーリア人の侵入とヴェーダ宗教

1.アーリア人以前のインドインドにアーリア人が入ってきて伝えた宗教が「ヴェーダ宗教」だが、それ以前のインドにも、すでに高度な文明があった。有名ないわゆるインダス文明だ。多分、小学校、中学校で世界古代四大文明として学んだはずだ。モヘンジョダロ...