仏教とインド哲学

仏教とインド哲学

15-4-0バラモン教からヒンドゥー教へ ― 先生に怒られた!

仏教を学び始めたころ「バラモン教が変化してヒンドゥー教になった」という説明を聞くことがよくあった。どうも物事を簡単に理解しようという私は、この変化は一本の流れだと思っていた。「なかなか複雑そうだが、きっと一本の流れで書ける」「いつか、単純化...
仏教とインド哲学

15-3 沙門(シュラマナ)運動と六師外道

沙門(シュラマナ)運動という大きな思想的・宗教的潮流が、紀元前6−5世紀ごろから始まる。バラモンの権威に反発する自由思想家が出てくる。六師外道。中国四川・重慶地方の石窟彫刻、六師外道1.沙門(シュラマナ)運動とは何か「沙門(śramaṇa)...
仏教とインド哲学

15-2 仏教成立以前 ― アーリア人の侵入とヴェーダ宗教

1.アーリア人以前のインドインドにアーリア人が入ってきて伝えた宗教が「ヴェーダ宗教」だが、それ以前のインドにも、すでに高度な文明があった。有名ないわゆるインダス文明だ。多分、小学校、中学校で世界古代四大文明として学んだはずだ。モヘンジョダロ...
仏教とインド哲学

15-1 なぜ、インド哲学?

仏教に興味があり、約4年間高野山大学で学んだ。その間、断片的にインド思想の流れ、もう少し細かく言うと、仏教とインド哲学との論争について聞いた。これを聞いていて、思った。「インドでは仏教が全てではない!」「大雑把には、バラモン教→ヒンドゥー教...